この年末年始に行なわれている、高校サッカー、ラグビー、バレー、バスケットの冬の全国選手権が佳境を迎えています。
開催も危ぶまれましたが、何とかギリギリセーフで開催にこじつけました。
実際出場辞退する学校があるなど、指導者、選手、大会関係者の方々はかなりのご苦労があったと思います。
それでも、今期はインターハイ、国体も中止になったこともあり、特に3年生にとっては何とか開催出来て良かったです。
冬の全国選手権の鹿児島県勢の結果をまとめました。
■サッカー男子
◎1回戦
○神村学園 2-1 前橋商業(群馬)
◎2回戦
○神村学園 1-0 近江(滋賀)
◎3回戦
.●神村学園 0-1 富山第一(富山)
■サッカー女子
◎1回戦
○神村学園 3-0 福井工大附(福井)
◎2回戦
●神村学園 0-3 帝京長岡(新潟)
■ラグビー
◎1回戦
○鹿児島実業 19-14 札幌山の手(北海道)
◎2回戦
●鹿児島実業 7-67 常翔学園(大阪)
■男子バレー
◎1回戦
○鹿児島商業 2-0 県立伊勢崎(群馬)
◎2回戦
●鹿児島商業 1-2 福島商業(福島)
■女子バレー
◎1回戦
○鹿児島女子 2-0 川崎橘(神奈川)
◎2回戦
○鹿児島女子 2-0 県立岐阜商(岐阜)
◎3回戦
●鹿児島女子 0-2 金蘭会(大阪)
■男子バスケット
◎1回戦
●鹿児島工業 78-89 英数学館(広島)
■女子バスケット
◎1回戦
●鹿児島女子 50-115 昭和学院(千葉)
結果は全ての競技で3回戦までに姿を消してしまいました。
最も期待されていた、昨年準優勝の神村学園の女子サッカーですが、初戦は順調に突破したものの、2回戦で相手の帝京長岡に研究され、全く自分たちのサッカーをすることが出来ずに0-3で完敗しました。
女子バレーも最近の県勢は上位に進出していましたが、今年は3回戦で優勝候補の金蘭会に当たってしまい、高さに対抗出来ずに敗れてしまいました。
男子サッカーの神村学園は、ベスト8目前でしたが、昨年同様富山第一に0-1で敗れました。
実に惜しい試合でした。
しかし、攻撃の中心は1年生の2人、年代別日本代表にも選出されており、技術もフィジカルも高く今後に期待が持てました。
高校野球もそうですが、高校サッカーも近年の鹿児島県勢は2,3回戦の壁が破れずに、ベスト8入り出来ていません。
90年代~00年代初めの、当たり前のように勝ち進む姿を見てきたものにとっては寂しいですが、90年代も勝てなかった時期を乗り越えての黄金時代を築きました。
復活に期待したいです。
今年のスポーツ界も難しい状況が続きますが、鹿児島の高校生アスリートの躍動を楽しみにしています。