2年ぶりに福岡で開催された大相撲九州場所。
4日目を観戦しに行ってきました。
2年前は升席での観戦でしたが、今回は初めての溜席(砂かぶり)での観戦でした。
土俵の近さに感動
着席してまず土俵の近さに驚きます。
この日は平日で観客の人数制限もあり、升席の上の方や2階のイス席などは空席が目立ちました。
溜席は1~3列目はそのまま、4~6列目は1席飛ばしで間隔を空けていました。
5列目に座った自分はかなり快適でした。
これが通常通り入れていたらか、なり圧迫感があったと思います。
座布団1枚分のスペース
座布団の下が開けられて、靴や上着などを収納するスペースもあります。
幕内・横綱土俵入り
相撲観戦の楽しみの一つは土俵入りです。
溜席で見る土俵入りは迫力がありました。
ちなみに、後姿の親方は元・高見盛の東関親方です。
幕内土俵入りの後は、横綱土俵入りです。
一人横綱の照ノ富士。
苦労して這い上がったので応援しています。
好取組が目白押しでした
この日は前半戦の4日目でしたが、宇良ー翔猿、豊昇龍ー遠藤、御嶽海ー逸ノ城、大栄翔ー貴景勝などの楽しみな取り組みがたくさんありました。
自分が観戦した席は、東側のほぼ真ん中で、取り組みはとても見やすいのですが、唯一の難点は、東の力士の真後ろでお尻を正面に見る形になるので、立ち合いの攻防は見にくかったです。
そして、最近SNSなどで話題になっている「溜席の妖精」の存在も気になり、時々チラ見してしまいました。
この日は関脇以上がすべて勝利しました。
近年の大相撲では珍しいですね。
鹿児島県出身力士の成績は
十両以上の鹿児島県出身力士のこの日の成績は
・十両
〇千代ノ皇(与論町)ー錦富士
●大奄美(龍郷町)ー佐田の海
※幕内で対戦
・幕内
●千代丸(志布志市)ー輝
〇明生(瀬戸内町)ー妙義龍
関脇・明生が白星をあげ、星を2勝2敗の五部に戻しました。
明生は先場所新関脇で何とか勝ち越し、今場所も実力伯仲の上位陣の中で、厳しい戦いが続くと思いますが、今場所も勝ち越して上への足掛かりにして欲しいです。
大横綱も協会員として働いていました
全取り組み終了後、分散退場の目的も兼ねてお楽しみ抽選会が行われました。
抽選は正面、東、向正面、西の順で行われましたが、自分の座っていた東のくじを引く担当は、元横綱・鶴竜の陸奥親方でした。
そして、数々の記録を打ち立てた大横綱・白鵬の間垣親方も協会員として抽選会を手伝っていました。
元横綱・稀勢の里の荒磯親方も、協会の売店で普通に販売員をしていました。
元横綱でも引退して間もないと、一協会員として仕事をしなければいけないので大変ですね。
ファンにしてみれば身近に横綱を見れるのでうれしいですが。
とても幸せな時間を過ごした溜席での観戦。
一生に一度はと思っていましたが、また行きたくなりました。
チケットが取れれば、来年も行きたいです。