キバレ薩摩アスリート

鹿児島のスポーツ、鹿児島出身の選手を応援するブログです

球春到来!2021年プロ野球鹿児島県出身選手リスト

プロ野球も無観客ながらキャンプインして、いよいよ2021シーズンがスタートしました。

今年もコロナ禍で、観客数をどうするかとか、オリンピックが開催されるかどうかで日程も変わってくることが予想される難しいシーズンになりそうです。

そのような中ですが、プロ野球を楽しみにしている方は多いです。

鹿児島出身選手のグランドでの活躍が楽しみです。

 

 

2021年鹿児島出身登録選手リスト

今シーズンのNPB各球団の鹿児島出身選手リストです。

漏れや間違いはご了承ください。

※県外出身で鹿児島県の高校を卒業した選手も含みます

※育成選手も含みます

 

巨人

野上亮磨  投手 (神村学園・福岡県)

太田龍   投手 (れいめい・さつま町)

 

中日

福留孝介  外野手(PL学園・大崎町)

 

横浜

戸柱恭孝  捕手 (鹿屋中央・内之浦町)

大和    内野手(樟南・鹿屋市)

 

広島

中崎翔太  投手 (日南学園・財部町)

戸田隆矢  投手 (樟南・兵庫県)

羽月隆太郎 内野手(神村学園・宮崎県)

松山竜平  外野手(鹿屋中央・大崎町)

 

 

ソフトバンク

桑原秀侍  投手 (神村学園・熊本県)

渡邊陸   捕手 (神村学園・熊本県)

 

ロッテ

二木康太  投手 (鹿児島情報・霧島市)

 

西武

浜屋将太  投手 (樟南・大崎町)

榎田大樹  投手 (小林西・大崎町)

 

楽天

小峯新陸  投手 (鹿児島城西・鹿児島市)

 

日本ハム

鶴岡慎也  捕手 (樟南・高山町)

宮田輝星  外野手(出水中央・出水市)

 

オリックス

金田和之  投手 (都城商・財部町)

 

大隅勢(特に大崎)が多い

鹿児島県の中学・高校を卒業した選手は、今シーズンは18名登録されています。

以前からその傾向がありますが、大隅半島出身者が多いです。

鹿児島県出身選手13名中、9名が大隅出身です。

その内4人が大崎町出身選手です。

大崎は昔から、小学校のソフトボールや中学校の軟式野球も強かったですね。

 

逆に薩摩半島は北薩が2名、鹿児島市が1名だけです。

 

県外出身で鹿児島の高校を卒業したのは、熊本2、宮崎1、福岡1、兵庫1と九州が多いです。

 

鹿児島実業出身がいない

昨シーズン限りで西武の野田投手が引退したことにより、鹿児島実業出身のプロ野球選手がいなくなりました。

おそらく一人もいないのは何十年ぶりかと思います。

 

鹿実といえば、甲子園のスターで、ジャイアンツにドラフト1位入団した定岡正二投手が印象的です。

その後は、中日の鹿島投手や、巨人にいた栄村選手も活躍しました。

近年でも杉内投手や本田選手も日本代表になるなど活躍していましたね。

 

 

今季登録されている現役選手の高校別内訳はこちらです(鹿児島県の高校に限る)

  • 神村学園  4
  • 樟南    4
  • 鹿屋中央  2
  • 鹿児島城西 1
  • 鹿児島情報 1
  • れいめい  1

神村学園は4名とも県外出身の選手です。(皆九州ですが)

 

樟南卒の鶴岡選手は、1999年の甲子園ベスト4のメンバーです。

90年代の鹿児島の高校野球全盛期の選手では、唯一の現役になりました。

 

 

今シーズンの期待と展望

2021年シーズン、鹿児島県出身選手でレギュラーを確約された選手は一人もいません。ローテーション入りがほぼ確実な選手もロッテの二木投手くらいです。

昨年後半は4番に座っていたカープの松山選手も、新外国人選手の加入などでレギュラー争い真っ只中です。

 

古巣の中日に復帰した大ベテランの福留選手は、常時スタメンは難しいと思うので、代打の切り札や、チームリーダーとしての活躍を期待します。

日本ハムの鶴岡選手も、コーチ的な役割も担うでしょう。

 

実績のある中堅選手の野上、松山、中崎、大和、戸柱、榎田選手らは勝負の年になりそうですね。

 

若手選手は育成契約も多いですが、昨年1軍を経験した西武の浜屋投手や、カープの羽月選手らは1軍の座をがっちり掴んで、活躍して欲しいです。

 

 

これからキャンプ~オープン戦、そして順調にいけば3月26日開幕です。

鹿児島出身選手の活躍が楽しみです。