カープとマラソン観戦のススメ

カープとマラソン・駅伝を中心にスポーツの感想を気ままに綴ったブロブです

都道府県対抗女子駅伝~ふるさと制度について思うこと

2020都道府県対抗女子駅伝は、京都が3年ぶりに優勝しました。

f:id:kenkou07:20200113150351j:plain

画像 https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202001090000132.html

 

今年の大会はハイレベルで、優秀争いも最後まで分からなくておもしろかったです。

 

京都は最初で遅れましたが、特に5,6,7区の立命館宇治勢の圧巻の走りもあり、逆転で17度目の優勝を飾りました。

 

 

 

都道府県対抗女子駅伝の概要

この大会は、各都道府県が中学生から一般社会人までタスキをつなぐところが特徴です。

 

区間編成は、中学生(限定区間)2人、高校生3人以上、それ以外は社会人か大学生となっています。

 

各チーム2名まで、ふるさと選手を起用できます。

 

他の県の所属チームにいても、出身の中学か高校の都道府県から出場できる制度です。

 

 

この制度自体はいいのですが、実業団が活動する県での出走と、ふるさと出走が混在しており、選手を呼べる県が有利になります。

 

一応、所属の県が優先らしいですが、勝ちにいくには選手をいかに招集できるかがカギとなっています。

 

 

ふるさと制度か地域密着か統一したほうがいいのでは?

自分が思うに、レースの前に選手招集でおおまかな大勢が決まってしまっています。

 

ここは、公平を期すためにも、どちらかに統一したほうがいいと思います。

 

完全ふるさと制か、ふるさと制度廃止か

 

ふるさと制度を廃止して、その県に所属、居住する選手のみの場合は、地域密着という意味ではいいと思います。

 

Jリーグのフランチャイズ制のような感じです。

 

しかし、実業団をもつ県とそうでない県の差が広がるばかりです。

 

元々、ふるさと制度採用したのはそのような理由からですので。

 

 

完全ふるさと制にした場合は、2人枠を廃止してフリーにして、その県の出身者しか出場できなくします。

 

この場合、地元で地道に頑張っている選手の出場機会が減るという問題もありますが、大会の趣旨などから考えて、こちらの方が公平で、視聴者もより楽しめるのではないかと思います。

 

出身中学にするのか、高校にするのかも、現在はどちらもOKになっていますが、これもしっかり決めたほうがいいですね。

 

 

鹿児島県で検証してみました

完全ふるさと型か、地域密着型か今回の鹿児島県チームで検証してみました。

 

今回の鹿児島は中高生の頑張りもあり、5位という好成績を残しました。

 

2020年鹿児島の成績は

 

1区 倉岡(デンソー)F 19位

2区 黒川(神村学園)  7位

3区 西本(米ノ津中)  6位

4区 木之下(神村学園) 8位

5区 鳥居(神村学園)  6位

6区 中須(神村学園)  3位

7区 久保(神村学園)  3位

8区 中川(東谷山中)  4位

10区 西田(エディオン)F 8位

 

1区以外は全員区間一桁、2:17’04という県記録を更新しての5位入賞でした。

 

1区も順位の割には2位とはそんなに離れていないまずまずの位置でした。

 

このチーム編成は、完全ふるさと型です。

 

世界陸上代表の京セラ・山ノ内選手の欠場もありましたが。

 

 

 

このチームをもとに完全ふるさと型で、現在のベストメンバーを呼べるとしたら(中学生区間は除く)

 

1区に一山(ワコール)、2区に倉岡(デンソー)、4~7区は神村学園勢、9区は上原(第一生命)こんな感じになると思います。

 

 

 

地域密着型でのベストメンバーを考えたら

 

1区は実業団選手の京セラ勢(松田・盛山・足立・中原ら)か鹿児島銀行の池満あたりになるでしょう。そして2区から7区は今回同様、神村学園勢を並べます。9区に山之内になるでしょう。

 

 

完全ふるさと型のほうが若干強いですね。

 

そして、これは色々な立場や意見があると思いますが、完全ふるさとのほうが応援しがいがあります。

 

ほかの県でも同じではないでしょうか?

 

しかし、その実業団が地域に根付いて、地域とふれあいながら活動していたら考えは違ってくると思います。

 

 

どちらが正解はありませんが、競技ですのでルールきちんと決めてどちらかに絞り、競技よりも、「いかに招集できるか」が重要ということはないほうがいいと思います。

 

 

 

38回続いているこの大会、毎年楽しみです。

 

ふるさとのタスキを胸に頑張る選手を見ていると応援にも力が入ります。

 

これからも国民に愛される大会になるには、だれでもわかる明確なルール作りが必要ですね。

 

これまでもいろいろ変更があったので、いい方向にまた変わっていくと思います。