カープとマラソン観戦のススメ

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仙台育英圧巻の走りでV、神村学園は惜しくも連覇ならず~全国高校駅伝女子

全国高校駅伝女子は、仙台育2時間7分00秒で2年ぶりの優勝を飾りました。

 

前年の優勝校、神村学園は2時間7分19秒で2位に終わり、連覇はなりませんでした。

 

戦前からこの2校の争いと予想されていましたが、予想通り一騎打ちになりました。

 

勝敗を分けたのはどこだったのでしょうか?

振り返ってみたいと思います。

 

 

仙台育英は全員完璧な走り

仙台育英強かったですね。

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1区から5区までミスなく完璧な走りでした。

 

1区 小海 19'29'' 区間1位

2区 米澤 13'05" 区間6位

3区 清水 09'24" 区間1位

4区 山中 09'20" 区間1位

5区 木村 15'42" 区間2位

 

1区の小海の区間賞の走りは見事でした。

ここで神村学園と34秒差をつけたのは大きかったです。

 

 

2区の米澤は、神村のシンシアに逆転されたものの、ラスト400のスパートが凄かったです。

 

最終的には15秒は離されるかと思いましたが、ラストの粘りで6秒差にとどめました。

 

神村の3,4区も強いことを考えると、これが勝因のひとつでしょう。

 

 

3,4区の連続区間賞。

事実上これで優勝を決めました。

 

3区の清水は6秒差でタスキをもらいましたが、果敢な走りで逆転。

3秒差をつけて4区に渡しました。

 

神村も3区には自信をもっていたので、ここが勝負どころでした。

 

4区の山中も2秒差を開けて、5秒差でアンカーへ渡しました。

 

この2秒も意外と大きく、3秒差ならタスキをもらってすぐ後ろに付けますが、5秒あれば追いかける作業をしなければなりません。

 

すぐに並走できれば、まだもつれたかもしれません。

 

 

そして、アンカーの木村が日本人1位の15'"24"という好タイムで走り、1時間7分00秒でゴールテープを切りました。

 

区間賞3つ、日本人の区間順位でいえば、2区が2位でその他4区間は区間1位でした。

 

元々好タイムの選手を並べた布陣で、これだけ完璧なレースをしたら勝ちますね。

 

 

神村学園は想定の範囲内のレースはしましたが

神村学園は、1区で34秒離されましたが、2区で取り返して、3区以降勝負という想定の範囲内の展開になりましたが、相手が強かったです。

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2位 神村学園 1時間7分19秒

 

1区 木之下 20'03" 区間14位

2区 バイレ 12'25" 区間2位

3区 黒川  09'33" 区間3位

4区 鳥居  09'22" 区間2位

5区 中須  15'56" 区間3位

 

昨年の優勝タイム1時間7分23秒は上回りましたが、惜しくも2位に終わりました。

 

2区~5区はすべて区間2位、3位にまとめています。

 

やはり1区の出遅れが響きました。

順位はともかく、せめて19'50"で走っていたら展開も違ったと思います。

 

2区~5区もよく走りましたが、仙台育英と比べて少しだけ勝負強さが足りなかったという印象です。

 

1時間6分台を出せれば勝てると予想していましたが、実際その通りでした。

 

1区であと13秒、2区~5区であと2秒ずつ短縮できれば6分台でした。

 

力を出せれば十分可能な数字でしたが、やはりプレッシャーもあったのか、少しだけ切れを欠いていました。

 

 

勝敗を分けたのは仙台育英のラストスパート

完璧なレースをした仙台育英ですが、その中で神村学園と差を分けたのは、特に1区~3区のラストスパートです。

 

1区は区間賞争いの中でのラストスパートで、何とか粘って後ろを走っていた神村との差を大きく広げました。

 

2区も先ほど書きましたが、逆転されてからのラスト400の粘り。

おそらく一時は10秒くらい離れたと思いましたが、最後は6秒差にまとめています。

 

3区では追いついてから一気にラストで3秒差をつけて渡しました。

せめてここで同時に渡っていたらまた展開も違っていたかもしれません。

 

 

1区の34秒差ばかりに注目がいきますが、このような少しずつの違いが、最終の19秒差につながっています。

 

 

今回は精神的な面も含めて、仙台育英が1枚上だったと思います。

 

しかし、神村学園も全員2年生。

この悔しさをバネに、来年は雪辱してもらいたいです。

 

 

 

男子のレースも含めて、ナイキのピンクシューズが目立ちましたね。

 

そして、外国人留学生に対する考え方や、放送の最後のほうで解説者が声高に訴えていた鉄材問題。

 

次回はそのあたりについて書きたいと思います。