カープとマラソン観戦のススメ

カープとマラソン・駅伝を中心にスポーツの感想を気ままに綴ったブロブです

平成のオリンピック回顧録③~シドニー

平成に行われたオリンピックを振り返るシリーズ。今回は2000年のシドニーオリンピックです。

 

日本勢は金5、銀8、銅5と前回のアトランタより少し金メダルの数が増えました。

しかし、金メダルの内訳は柔道4、女子マラソン1と今回も柔道頼りでした。

 

今大会から野球がプロ選手の出場が認められましたが、日本はまだまだ足並みが揃わず、アマチュア主体のチームにプロ選手が助っ人のような形で加わるという形になってしまいました。

 

それでは日本勢の活躍を振り返ってみましょう。

 

f:id:kenkou07:20190311160338j:plain

 

シドニーオリンピック名場面ベスト5

この大会は野球やサッカーに人気のプロ選手も出場して注目も集まりました。

また柔道や競泳、マラソンなど見どころもたくさんありました。

 

個人的な日本勢の名場面ベスト5をあげてみたいと思います。

 

 

5位 ソフトボール痛恨のサヨナラ負けで銀メダル

予選リーグから全勝で勝ち上がりアメリカとの決勝戦。

1対1で迎えた延長8回、レフト後方に上がった打球を取ることが出来ずに、痛恨のサヨナラ負けを喫してしまいました。

 

リリーフして好投していた高山投手ですが、延長8回急に振り出した雨で調子が狂い、フォアボールを2つ出して1,2塁からサヨナラ打を打たれてしまいました。

 

レフトは取れた打球でしたが、あの場面極度の緊張があったのでしょう。

足がもつれて最後は転ぶような形で打球を落としてしまいました。

 

悔しかったですが非常にいいチームでした。

特に増渕、高山、石川らの投手陣は素晴らしかったです。

 

 

4位 競泳女子400メートルメドレーリレー銀メダル

最近は日本勢のメドレーリレーでのメダル獲得は普通になっていますが、自分が見たオリンピックでリレー種目での日本勢のメダルは初めてでした。

 

背泳ぎが個人種目銀メダルの中村真衣、平泳ぎが同6位の田中雅美、バタフライが同6位の大西順子、自由形が同7位の源純夏というメンバーでした。

まさに総力戦で獲得した銅メダル。アンカーの源選手が逃げる時はかなり力が入りました。

 

競泳といえば400メートル個人メドレーで銀メダルを取った田島寧子が印象的でした。確か女優になると言っていましたが、今はどうしているのでしょう。

 

 

3位 サッカー黄金世代決勝トーナメント進出

フル代表と兼任のトルシエ監督が率いた日本代表。

このU23の世代はまさに黄金世代で、前年のワールドユース準優勝、そして2002年のワールドカップのメンバーが多く出場していました。

 

中田英、中村、小野、稲本、中澤、宮本、柳沢、中田浩らまさに2002年日韓ワールドカップで活躍した選手がそのまま出ています。

オーバーエイジも楢崎、森岡、三浦淳と比較的若手の中から選ばれました。

 

予選リーグを順調に勝ち上がり、準々決勝まで進みましたが、アメリカにPK戦で敗れてしまいました。

そのPK戦を外したのがエースの中田英寿。PK戦はそんなものですね。

 

 

2位 柔道・篠原信一疑惑の判定で銀メダル

 このシーンは何度VTRで見られた事と思います。

完全な内また透かしで1本と思いましたが、まさかの相手のドイエ選手に技ありが入りました。

 

この時の篠原選手はとても強く、金メダル確実かと思っていました。

まさかの結果になってしまいましたが、試合後の篠原選手のインタビューは愚痴を言わずに好感が持てました。

 

しかし、これで柔道最重量級は3大会連続で金メダルを逃す結果になってしまいました。

 

 

高橋尚子金メダル

やはり1位はこれです。この時代の高橋は強かったです。

 

1998年の名古屋で日本新記録を出して、その年の灼熱のバンコクアジア大会で2時間21分47秒という驚異的な日本記録で優勝しました。

 

シドニーオリンピックでの金メダルがかなり期待されましたが、その後、代表になるまで試練が待っていました。

 

シドニーの選考を兼ねた前年の世界陸上を足の故障のため欠場してしまいました。

その大会で市橋有里選手が銀メダルを獲得して代表に内定します。

 

その後、今度は腕を骨折してしまうアクシデントで、おそらく予定していたであろう選考会の東京国際を回避して、最後の名古屋に賭けることになります。

その東京で山口衛里選手が素晴らしい記録で優勝して、実質代表はあと1枠になりました。

 

協会関係者もやきもきしていたでしょうが、さすがに強かったです。

貫禄の走りで2時間22分19秒で優勝して、無事代表の座をつかみました。

 

本大会では実力はナンバーワンですが、何があるかわからないので心配もしましたが、見事な金メダルでした。

 

しかし、後ろのシモンもすぐ後ろに来ていて危なかったですね。シモンも強かったです。

 

 

その他の名場面

柔道

田村亮子が悲願の金メダル!2大会連続銀だったので、ぜひとも獲りたかったでしょう。

 

男子では、野村忠宏2連覇。

そして日本選手団の旗手を務めた井上康生も見事な金メダル。

滝本誠も金メダルを獲得して、柔道勢が4個の金メダルを取りました。

 

金メダル4つとも決勝は見事な1本勝ちでした。

 

 

野球

プロ、アマ合同チームで出場したこの大会でしたが、メダルを取ることが出来ずに4位に終わりました。

 

プロで参加したのは8人。

黒木(ロッテ)、松坂(西武)、河野(広島)、鈴木(中日)、田中(日ハム)、松中(ダイエー)、中村(近鉄)、田口(オリックス)です。

 

アマチュアメンバーも後にプロに進んだ選手がたくさん。

杉内、阿部、石川、赤星など後に球界を代表する選手なども入っていました。

 

大会中はチームが1つになって戦っていた印象が強いですが、プロの球団が足並み揃わず、8球団のみから1名ずつの選出と中途半端な形になってしまいました。

 

後のアテネからはオールプロの派遣になりました。

アテネは12球団2名ずつの代表派遣、次の北京は球団関係なく日本代表選出されました。

 

しかし、野球はプロが出てから決勝に進んだことがありません。

メダルを獲ったのもアテネの銅だけです。

 

東京オリンピックではぜひとも悲願の金メダルを獲得してもらいたいです。

 

 

いろいろと話題の多かったシドニーですが、MVPはやはりQちゃんですね。

 

次は金メダル12個と日本勢が大活躍した2004年アテネオリンピックについて書きます。