カープとマラソン観戦のススメ

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平成のオリンピック回顧録②~アトランタ

平成のオリンピックを振り返るシリーズの2回目は1996年のアトランタオリンピックです。

アトランタも日本勢は金3、銀6、銅5とメダル数では苦戦した大会でした。

 

3個の金メダルはすべて柔道。男子60キロ級の野村忠宏、71キロ級の中村謙三、女子61キロ級の恵本裕子の3人です。

知名度的には、大会前は他選手に比べてあまりなかった選手の獲得で日本を救ってくれました。

 

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日本選手の概要

大会前の注目は、柔道では古賀稔彦、吉田秀彦、小川直也、女子の田村亮子に集まっていました。

結果は兄の行成と兄弟出場の中村謙三、初出場でまだ大学生だった、のちに3連覇を達成する野村忠宏、ダークホース的な存在の恵本裕子が金メダルを獲得しました。

 

競泳では青山綾里、鹿島瞳、千葉すずなどの若手の女子が有望選手が多く、メダル量産の期待が高まっていました。

この大会で日本競泳陣はメダルを獲得することは出来ませんでしたが、次のシドニー以降の躍進の基礎になる大会になりました。

のちのオリンピックでメダリストとなった男子の山本貴司、女子では源純夏、中村真衣、中尾美樹、田中雅美が出場しており、日本競泳復活の基礎となった大会でした。

 

その他、陸上女子長距離陣が充実した布陣を送り込み、またサッカー、野球などの球技も注目された大会でした。

 

 

名場面ベスト5

完全主観で選ぶ日本勢限定の名場面ベスト5は

 

5位 陸上女子10000m、5000m

女子長距離陣が充実していたこの大会、10000mで千葉真子が5位、川上優子が7位という素晴らしい結果を出してくれました。

そして、5000mでは志水見千子が4位に入りました。

今では考えられない成績ですね。

 

その他にも5000、100000は弘山晴美、鈴木博美という強い選手も出場していて、充実ぶりがわかります。

 

 

4位 野球銀メダル

野球が銀メダルを獲得しました。キューバとの決勝も敗れはしましたが壮絶な打ち合いを演じ、打線の強さが印象に残るチームでした。

 

メンバーの中でのちにプロに進んだのは、井口、今岡、松中、福留、谷と豪華ですね。

特に4番を務めた松中の打撃が印象に残っています。

 

 

3位 期待の田村亮子銀メダル

今大会日本選手団の中で最も注目されていたと言ってもいい田村亮子ですが、決勝で北朝鮮のケー・スンヒに敗れ2大会連続の銀メダルでした。

とてもやりずらそうな相手でした。絶対に田村を倒すという執念を感じました。

 

大会後ケー・スンヒ選手は母国で大ヒーローになり映画化もされたみたいですね。

 

 

2位 有森裕子2大会連続メダル

有森裕子がバルセロナの銀に続き、銅メダルを獲得しました。

 

この大会のマラソン代表は有森と1993年の世界陸上金メダリストの浅利純子、トラックや駅伝で活躍していて、初マラソンで代表を掴んだ真木和の3人でした。

期待されていた浅利と真木でしたが、浅利は素足にシューズを履いての出場でしたが、靴擦れを起こしてしまい、出血しながら走るというアクシデントに見舞われて17位に終わりました。

真木も足の故障を抱えての出場になり12位という結果でした。

 

有森は実績を評価されての代表でしたが、見事に期待に応え銀メダルを獲得。

4位のドーレに追い上げられたときはハラハラしましたが、何とか逃げ切っての銅メダル。

ゴール後のインタビューは有名ですね。

 

 

1位 サッカーマイアミの奇跡

サッカー予選リーグ初戦で、あのブラジルに1対0で勝利しました。

当時の監督は、ロシアワールドカップでも日本代表監督を務めた西野朗でした。

 

対ブラジルに対し相手を徹底研究し、守備的に戦うと決断した西野監督ですが、前園、中田、松田など個性的なメンバーが揃う選手達からは反発もあったようでした。

しかし、試合は集中して守り、川口の好セーブもありながら、ワンチャンスをものにして奇跡の勝利をあげました。

 

結局予選リーグ2勝1敗で終えましたが、得失点差で決勝トーナメントに進むことは出来ませんでした。

 

マイアミの奇跡がアトランタオリンピックで1番知られているかもしれないですね。

 

 

前回のバルセロナの名場面ベスト5はすべて金、銀メダルの場面でしたが、今回のアトランタの名場面はメダルもとれていない競技も入っています。

大会によって印象が違いますね。

 

次回は2000年シドニーについて書きます。